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宇宙飛行士候補に操縦士2人決まる

2009.02.26

 宇宙航空研究開発機構は、国際宇宙ステーションの長期滞在要員として宇宙飛行士候補2人を選び、公表した。

 全日本空輸運行本部の大西 卓哉 氏(33歳)と防衛省 航空幕僚監部の油井 亀美也 氏(39歳)で、いずれも航空機操縦経験を持つ。2人は、4月1日に宇宙航空研究開発機構に入社し、国内でのオリエンテーションの後、約2年間、米航空宇宙局(NASA)で宇宙飛行士候補者訓練を受け、宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士に必要な科学・技術の知識、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」システムについて学ぶ。これらの訓練の後、宇宙航空研究開発機構宇宙飛行士に認定される予定。

 国際宇宙ステーション搭乗が決まれば、さらに約2年間の訓練を経て、最長6カ月間、国際宇宙ステーションに滞在し、「きぼう」日本実験棟を含む国際宇宙ステーションの操作・保守と宇宙実験を担当する。

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