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日本国際賞に米国人2研究者

2009年1月16日

国際科学技術財団は15日、2009年の日本国際賞をデニス・メドウズ米ニューハンプシャー大学システム政策学名誉教授と、デビット・クール米ミシガン大学医学部放射線医学教授の2人に授与すると発表した。

メドウズ氏は、1972年に世界的に大きな反響をよんだローマクラブの報告「成長の限界」をプロジェクトリーダーとしてまとめた。ゼロ成長論を提案して、持続的発展に解決策が必要であることへの関心を喚起し、さらに1992年、2004年にも「成長の限界」の続編ともいうべき報告書を出版するなど、持続可能な社会形成への貢献が授賞理由となった。

クール氏は、1950年代後半に放射性同位元素の体内分布を断層撮影する開発実験を初めて行うなど核医学における断層イメージングに対する貢献が授賞理由となった。氏は、70年代のはじめに自ら開発した放射性同位元素による脳の断層画像を用いて、局所脳血液量の測定を行っている。生体の生理機能を3次元的に測定した最初の成果として、その後の脳生理学、神経科学、行動科学分野における核医学的研究の道も開いた。

授賞式は、4月23日に国立劇場大劇場で行われ、それぞれ賞金5,000万円が贈られる。

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