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元素戦略プロジェクト新たに5課題

掲載日:2008年9月9日

希少金属・元素の枯渇に備えた「元素戦略プロジェクト」の今年度の研究開発委託課題として、文部科学省は、白金やパラジウムなど自動車排気浄化触媒に使われている希少金属の使用量を低減する「貴金属ミニマム化触媒の設計法、プロセスの確立」(研究代表者、町田正人・熊本大学工学部教授)など5課題を選んだ。

元素戦略プロジェクトは、「第3期科学技術基本計画」の「戦略重点科学技術」の一つに位置付けられている。需要の増大が見込まれる一方、資源の枯渇が心配されている希少元素や有害元素を使わずに高い機能を持つ物質・材料を開発するのを目的としている。

町田教授以外の研究開発代表者(かっこ内)と採択課題とは次の通り。

  • 「再生可能エネルギーシステムの実現に向けた貴金属フリー・ナノハイブリッド触媒の開発」(魚崎浩平・北海道大学大学院教授)
  • 「貴金属代替分子触媒を用いる革新的エネルギー変換システムの開発」(成田吉徳・九州大学先導物質化学研究所教授)
  • 「非銅系の超電導、典型金属酸化物の金属化、磁性元素を使わない強磁性、水中で使える還元剤、希少金属を全く使用しない触媒などを実現する方法論の確立」(細野秀雄・東京工業大学応用セラミックス研究所教授)
  • 「ケイ酸酸素系化合物を用いたメソ構造材料の合成と機能設計技術の確立」(黒田一幸・早稲田大学理工学術院教授)

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