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バイオマス利用2030年度に目標値の4倍に

掲載日:2006年8月14日

温暖化対策の有力な手段と期待されているバイオマス燃料の普及拡大策を、環境省がまとめ、公表した。

政府の計画では、「京都議定書」で義務付けられた温暖化ガスの排出削減目標を達成するため、2010年度に原油換算で308万キロリットルのバイオマス利用を実現する、とされている。

このうち自動車燃料など輸送用を除いたバイオマス利用の目標値は、258万キロリットル。廃棄物系バイオマスを中心に、熱利用比率を現状の約6%から約17%に引き上げることで、この目標値の達成を目指す。

そのための具体策としては、バイオマスの収集拠点となる清掃工場や下水処理場などの処理施設を、エネルギーセンターと位置づけて、エネルギー利用に適した廃棄物処理システムへの移行を図る、ことなどが盛り込まれた。

報告書はさらに、廃棄物系のバイオマス利用率を100%とし、未利用のバイオマスについても利用率を50%にすることにより、2030年度には、2010年度の達成目標(原油換算308万キロリットル)の4倍に相当する利用目標値を掲げている。

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