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科学技術白書を国会に報告

2006.06.02

 平成18年版科学技術白書が2日閣議決定され、国会に報告された。

 白書は、生命現象とさまざまな疾病の機構を解明し、疾病の予防・診断・治療につなげていくことや、介護者の負担を軽減する有効な福祉用具の開発、IT(情報技術)を活用した在宅作業や生涯学習の活用など、少子高齢社会に対応するための科学技術に対する期待を述べている。

 安全で安心できる社会という国民の希望にこたえるために、さまざまなリスクを未然に知り、適切な予防・対応策と迅速な事後対策がとれるような観測・予測、探知、被害防止・軽減、緊急対応のための技術開発の重要性もうたっている。

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