サイエンスポータル SciencePortal

マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

緊急特集:オートファジーでノーベル賞 大隅良典博士
細胞内の“ゴミ捨て場”に隠されていたリサイクル機構

掲載日:2016年10月27日

緊急特集:オートファジーでノーベル賞 大隅良典博士
細胞内の“ゴミ捨て場”に隠されていたリサイクル機構
  • 「首尾一貫した人だな」。2016年のノーベル生理学・医学賞の受賞者に大隅良典・東京工業大学栄誉教授が決まり、会見を聞いてそう感じた。対象となった業績は、細胞内で起きるタンパク質を分解する現象「オートファジー(自食作用)」の仕組みの解明だ。 だれも注目していなかった1988年から酵母細胞を黙々と観察し続け、生命科学の一大分野を切り開いてきた。これからもなお「教わることが多い」と酵母細胞の観察にこだわる。近年では珍しい単独での受賞に、伝統的なノーベル賞がよみがえったかのような印象を受ける。最もふさわしい科学者に、その朗報が届いた。(文中敬称略)

 

ページトップへ