サイエンスポータル SciencePortal

マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

特集:未来へのタイムトラベル - 50、100、150年後の世界

掲載日:2013年9月4日

未来へのタイムトラベル - 50、100、150年後の世界
  • 今から50年、100年、150年後の科学技術はどうなっているだろうか?SCIENTIFIC AMERICANには50年、100年、150年前の本誌に何が書かれていたかを紹介する「サイエンス考古学」が毎号載っている。これが可能なのは、本誌が最先端の科学と技術を167年以上にわたって読者に紹介してきたからにほかならない。例えば1962年10月号ではDNAの構造の発見者の1人クリック(Francis Crick)がこの素晴らしい分子の重要性を説明し、心理学者のフェスティンガー(Leon Festinger)が「認知的不協和」とは何かについて書いている。

    過去は未来を予測する上でよいよりどころになる。そうした考えから、この記事では、これまでに本誌に寄稿してくれた人々に今から50年、100年、150年後の世界がどうなっているか想像力を膨らませてもらった。車は空を飛んでいるか? コンピューターはまだ存在しているか、存在しているとしたらどのようなものになっているか? 核兵器は廃絶されているか? 技術の進歩によって気候変動は食い止められているか、それとも状況は悪化しているか? ますます混み合う地球で、トラなどの野生動物の運命は? 病気にならないための遺伝子改変技術はどれほど進んでいるか? 人類が地球を旅立っているとしたら、その旅は人間をどう変えているか?

    そうした疑問に対する答えを紹介していく。いや、正確に言えば答えではない。私たちは未来はこうだと予測するつもりはない。むしろ、現在の世界を理解し、次に何が起こるかについて考えを巡らすために、科学的事実に基づいた思考実験をしたいと思う。

    一家に一台、飛ぶ車  M.カミングズ
    苦い経験を経て核ゼロへ  R.ローゼンバウム
    遺伝子治療が医療を革新  R.ルイス
    迫り来る“絶滅の津波”  T. ラブジョイ
    改造された地球の運命  D.W.キース/A.パーカー
    コンピューターの未来を予測する大胆かつ愚かな試み  E. レジス

 

ページトップへ