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マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

特集:隕石の衝撃

掲載日:2013年5月17日

  • その昔、中国の「杞(き)」という国の人は、天が落ちてきはしないかと憂えて夜も眠れなかったという。その故事から、あれこれ無用な心配をすることを杞憂という。先日、私たちは、天から落ちてきた岩が空中で大爆発し、たくさんの人が吹き飛ばされる場面を目にした。天からの災厄は杞憂ではなく、地震などと同様、いつ起きても不思議ではない自然災害だ。先進各国は1990年代から、地球に衝突する可能性のある小天体の探索、いわゆる「スペースガード」に取り組んできた。先日の隕石落下は予測できなかったが、監視の精度は向上しつつある。国連でもスペースガードの議論が本格化する。落ちてくる小天体の正体を突き止める研究もかなり進んできた。

 

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