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マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

緑化するツンドラ

掲載日:2010年7月21日

日経サイエンス8月号 旅するウナギの謎
  • 1944年のこと。連合国は対日戦争に必要なガソリンが底をつくことを懸念、新たな石油資源を求めてアラスカ北部を調査することにした。その際、米海軍が撮影した航空写真が今、北極圏の温暖化による植生変化の様子を調べる貴重な資料となっている。2002年に同じ場所を撮った写真と比べると、ツンドラに人の背丈ほどもある低木が育ったことがわかる。一方、別の研究などから、ツンドラの南に広がる北方林(タイガ)では乾燥化が進み、害虫も蔓延したため、森林がどんどん減っていることもわかってきた。緑に変わるツンドラと、茶色に変わるタイガ。北極圏の風景は大きく変わりつつある

 

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