マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

生命誕生の地を探る

掲載日:2010年2月12日

日経サイエンス3月号 地球を明るくする
  • 探査機のライトを受けて深海の闇から浮かび上がる高さ数十mに達する白い塔の一群 - 約10年前、大西洋の海山「アトランティス岩体」の頂上付近を調べていた深海探査機が発見した新タイプの熱水噴出孔だ。「ロストシティー」と呼ばれるようになったこの新タイプは、それまで知られていた「ブラックスモーカー」タイプとは全く違う。ブラックスモーカーは400℃以上の酸性の黒く変色した熱水を噴き上げるのに対し、ロストシティーからはアルカリ性の最高90℃程度の温水が湧き出ていた。地球において最初の生命が誕生したのはブラックスモーカーではなく、ロストシティーのような環境だったと考えられる

 

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