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マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

「耕さない農業」で土を守る

掲載日:2008年9月30日

日経サイエンス11月号 迫り来る水危機
  • 農業にとって「耕す」ことは当たり前のようだが、掘り返すことが土壌流失をもたらし、北米などで問題となっていた。土が失われれば農業は営めない。どうすればよいか? その答えの1つが「耕すのを止める」、つまり不耕起農法だ。米国や中南米諸国では国の奨励策もあって広がりつつある。

    耕すことを止めると、流出する土壌は激減し、農作業も楽になる。耕した畑に比べると不耕起農法の畑は土壌生物の種類も多い。だが、種まきに高価な専用農機が必要で、少なくとも最初のうちは収量が安定しない恐れや、除草剤の使用量が増えるなどのデメリットもある。

 

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