サイエンスポータル SciencePortal

マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

核のゴミ“処理”に悩む米国

掲載日:2008年9月17日

日経サイエンス10月号 自己組織化する量子宇宙
  • 青森県の下北半島にある六ヶ所村で2兆円以上を投じた巨大な工場が近く稼働する。運ばれてくるのは全国の原子力発電所からの使用済み核燃料。この工場では使用済み核燃料をバラバラにして、燃え残りのウランと、発電によって生み出されたプルトニウムを抽出する。そしてそれらを新しい核燃料に加工して原子力発電所に送り出す。これを核燃料の再処理(リサイクル)という。米国では使用済み核燃料は再処理せず地下に埋設処分する方針だったが、原油価格の高騰や温暖化対策としての原子力利用推進を背景にブッシュ政権は再処理を検討し始めた。こうした動きに対し安全保障の観点から再考を求める声が出ている。再処理をめぐる米国事情を専門家が解説する。

 

ページトップへ