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マガジン - 日経サイエンス誌ダイジェスト -

オペラ歌手の美声の秘密 歌声の科学

掲載日:2008年4月22日

日経サイエンス5月号 革命前夜の物理学
  • 人間は口から声を発するが、実際に音を生み出すのは「のど(喉頭)」。のどは口から肺に至る気道の一部で、その大きさは管楽器の中で最も小さなピッコロほど。オペラ歌手は自分の内にある、このコンパクトな“生体楽器”を駆使して幅広いオクターブの音を発し、オーケストラにも引けをとらない音楽を創り出す。  どうしてこんなマジックのようなことができるのか? 発声に関する論文を500編以上発表している著者らの研究によって、発声器官の各部が相互に影響し合い、その効果が“足し算”ではなく“かけ算”のような形で現れることがわかった。

 

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