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2006年10月12日編集だより

小岩井忠道

森に学ぼう!森に遊ぼう!森で出会おう!

こんなキャッチフレーズを掲げて、さまざまな自然見直し、地域見直しの活動や、次世代への森の大切さを伝える活動を続けるNPO「MORIMORIネットワーク」(代表・山縣睦子さん)が、12日、東京・六本木で開いた催しをのぞいた。

この日は、岩手県岩泉町の豊かな自然や、「短角牛」肉や牛乳、ヨーグルトなどの特産品を紹介する同町のキャンペーンを支援するのが、目的だった。

ルーツは南部牛で、もともとは物を運ぶために使われていたという「短角牛」は、スライドで見ると文字通り、角が短い。試食してみたところ、やや歯ごたえが強い、という印象である。

「皆さん、牛肉というと霜降り肉をイメージしますね。実際、日本では、霜降りを最高とするランク付けが定着してしまっています。短角牛は、赤身が特徴で、やや硬いと感じるかもしれませんが、よく味わうとアミノ酸のうまみがじわっと出てくるのです」

はっぴ姿の岩泉町職員の説明は、説得力がある。飽食のマイナス面が、容易ならざるところまで来ている日本で、脂肪の多い霜降り肉が、いつまでもありがたがられるだろうか、と思いながら聞いた。

話は変わるが、この日は、わが「SciencePortal」にとって、スタート以来最初のリニューアルの日である。変わったことの一つは、朝日、毎日、読売各紙ウェブサイトの科学ニュース(全国紙でウェブサイトに科学ニュースのページを持っているのがこの3紙、ということで協力願っている)が、トップ画面からも簡単に読んでもらえるようになったことだ。

3紙のウェブ担当者のお1人から「以前よりも盛りだくさんな感じになりましたね」というメールをいただき、まずはほっとしている。

日ごろ、貴重な助言をいただいている外部の諮問委員(ポータルサイト委員会編集分科会委員)のG氏からも、早速、同様な感想とともに「『デイリーニュース』と他の新聞の科学記事との違いは? これは編集部が独自に集めたものか? これについても1行コメントがあったほうが分かりやすいと思う」という的確な質問、指摘があった。

近々、きちんとした考え方を示したいと思いますので、少々、時間をください。

編集分科会委員の皆さんとは別に、これまでも時々相談に乗ってもらっている友人のデザイナーTご夫妻にも、尋ねてみたところ「『科学』を、柔らかい感じで伝えよう!との雰囲気がいいねー」という、褒めすぎとも思われる感想が返ってきた。

実は、冒頭の催しは、この電話の際、「MORIMORIネットワーク」のメンバーでもあるT夫人から誘われて、急遽、参加したものだ。

頼れる友人を持つと、世界が広がるからありがたい。

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